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その優しい星で… Navi:44
いわく。
アリシアさんは灯里先輩のことを叱ったことがないらしい。
それどころか、怒ったところも見た記憶がないという。
それを聞いた藍華先輩は「アリシアさんなら仕方ない」みたいな感じで、自らを言い聞かせるように、もしくはそう思い込まないといけないといった、ある種の信仰心を遺憾なく発揮していた。そして出たのが「ミスター・パーフェクト」という性別無視の特大ファールだったのですが。――灯里先輩に突っ込まれてましたし。
ただの一度も怒ったり叱らない。
そんな完璧な人間が本当にいるのでしょうか、と自問自答をした瞬間。
「あ、でも拗ねてるところはよく見るかな」
ごちそうさまです。
――とにもかくにも、そんなことはでっかいありえません。
アリシアさんだって一人の人間。人知れずイライラしたり、ピリピリする時が絶対にあるはず。
ましてや灯里先輩のことを本当に大事に思っているのなら、叱るべきときはきちんと叱って指導するはずです。
そう最初は思っていた。
あれから数日、アリシアさんのことをじっと見てはいるけれど、怒るどころか常にニコニコと楽しそうに過ごしている。
確かに、灯里先輩の言う通り、ときたま士郎さんに対して拗ねるような態度を取っているときはあるけれど、怒ったり叱ったりということは一度もなかった。
やっぱり、アリシアさんは怒ったり叱ったりなんてしないのだろうか。
そう思っていた矢先のことだった。
――ガシャーン!
「はひーっ、どどどどどどうしようっ」
「大丈夫ですか?」
「んもー、何やってるのよ」
「これ……、アリシアさんの一番お気に入りのマグ……」
「ええっ!」
「しかも、士郎さんからのプレゼント……」
「ええーっ!?」
「あらあら、何の音?」
「ぎゃーす!」
マグの割れる音を聞いて、アリシアさんが近寄って来た。
まるで油の切れた機械のような擬音が聞こえそうなほど、ゆっくりと灯里先輩がアリシアさんの方を向く。
いつも通りの笑顔を浮かべるアリシアさんに、目に涙をためながら顔をひきつらせる灯里先輩。
あまりに対照的な二人の時間は、灯里先輩の告白であっという間に終わった。
「ごめんなさい。私の不注意で……」
怒られたら怖いと思う心の隅で、「さあ、怒って見せてください」と期待をしてしまった自分が愚かしい。
しかし、アリシアさんは無言で見るも無残に砕けてしまったマグカップの前に屈みこんで、割れた一欠片をつまみながら、苦笑いを浮かべてこう言った。
「よかった。みんな怪我はしてないみたいね」
「本当にすいませんでしたっ!」
灯里先輩はいよいよ泣きだして、ふるふるふるえる手で欠片をつまんではアリシアさんに渡している。
藍華先輩も片付けるのを手伝い始め、私もじっとしているわけにもいかず、箒を手に手伝い始めた。
――でっかい、叱りませんね。
安心と期待外れと、そしてやっぱりそんなことを思ってしまう自分がどことなく恥ずかしい。
と。
「ぷいにゅー!」
割れてしまったマグカップもほとんど拾い終わったというところで、一階からアリア社長の叫び声が聞こえた。
あまりにも切羽詰まった声だったので、みんなで作業を中断して見に行くと、灯里先輩がいつもつかっているゴンドラが沖に流されてしまっていた。
「大丈夫、私が行くわ」
アリシアさんはそう言うなり、素早くゴンドラに乗り込み、難なく流されたゴンドラを引いて帰って来た。
灯里先輩は「しっかりと結んだはずなのに」と小さくこぼし、アリシアさんは聞くが早いか、繋げていた縄を手にとって見始めた。
「どうやら、鋭い金属片か何かがぶつかって、係留ロープが切れちゃったみたいね。すぐに気付いて本当によかったわ」
「ありがとうございます、アリア社長! えらい子よい子ですっ」
「にゅ」
ロープをしっかりと結び直し、アリシアさんは何事もなかったかのように立ち上がる。
まるで、今会社に帰って来たような調子で「みんなでお茶にしましょう」と声をかけ、とんとんと階段をのぼっていく。
一連の事件が終わると、ふふん、と藍華先輩がなぜか自慢げに胸を張る。
「さっすがアリシアさん。これが晃さんだったら、絶対早とちりして『お前の結び方がなっとらーん!』って怒ってたわ」
「はい。冷静沈着な対応でしたね」
今回は事故だったようだけど、もしこれが灯里先輩のミスだったら、さすがに叱っていたはず。
叱っていたはず――ですよね?
* * * * *
晩冬の空。肌寒さは拭えないけれど、建物に囲まれて見るそれはどこかあたたかいと感じられる。
風は日に日にあたたかさを増していき、やがてその風は花びらを舞わせる。
そう考えると、今のこの冷たい風も、私たちに来年までさよならを言ってくれているようで愛らしい。
「今日のいい天気ですね、社長」
「にゅっ」
仕事の合間、ちょうど小腹も空いてきたところで寄ったカフェはちょうど人がいない時間帯なのか、私と社長の他にはご婦人が一人と親子が二組。店内のウェイターさんとウェイトレスさんも少し退屈そうだ。
私も、どうせこの時間はまったりするしかないわけだし、この雰囲気を楽しむとしよう。
と、思ったところに見知った若草色の髪をした女の子――アリスちゃんが席に座り、パフェを頼んでいた。
そういえば、このごろアリスちゃんは、特にみんなといるときに私のことをじっと見ているけれど、何か聞きたいこととかあるのかしら。そう考えると、今の状況はとってもいい感じかもしれない。
アリスちゃんの前にパフェが運ばれてきて、スプーンで一口すくいとり、口に運んだところで、彼女はやっと私のことに気がついてくれた。なぜかビクリと身体を強張らせたけれど、なにか怖がらせるようなことしたかしら。
――ともかく、こちらからも手を振って合図をする。
社長を抱いて席を立って、アリスちゃんの関の前まで近づいて行く。
「奇遇ね。今、学校帰り?」
「は、はいっ」
そういえば、地理的にはここはちょうどオレンジぷらねっとと学校の間にあたるのか。
「ご一緒してもいいかしら」
「どっ、どうぞ」
それにしても、やけに緊張しているなあ。
こっちまでつられて緊張する前に切り出した方がいいかしら……。
紅茶を飲みながらそんなことをぼんやりと考えていると、アリア社長が私の袖を軽く引っ張った。
なんだろう、と思って視線を向けると、アリスちゃんのスペシャルパフェを食べたそうに眺めていた。
ウェイターさんを呼んで、同じものをください、と注文する。
声を出したついでだ。思い切って話しかけてみるとしましょうか。
「ねえ、アリスちゃん」
「はっ、はい」
「もしかして私達、二人っきりって初めてかしら?」
「えっ? あ、はい。そういえば……」
「ずっと前から知り合っているのに、なんだか不思議よね」
「ですね」
うん。
やっぱり、二人っきりっていう状況にアリスちゃんも緊張していた様子。
私から話しかけたら、見て判るくらいにほっとして、緊張を解いてくれたみたいだ。
さて、と。じゃあ、本題にいっても大丈夫かな。
「で、アリスちゃん。私に何か聞きたいことある?」
そう、私が聞いた途端に彼女は固まってしまった。
スプーンの上にのった、おいしそうなクリームが器と口の真ん中あたりで止まってしまっている。
――もしかして、二人っきりっていう状況に緊張してたわけじゃないのかしら。
「なななな何の話ですか?」
「うふふ。最近ずっと私のこと見ていたでしょ? すごく熱い視線だったから、ドキドキしちゃった。今なら二人っきりだから、遠慮なくどーぞ」
とは言ってみたものの、アリスちゃんは“聞きたいこと”を聞くことにまだ戸惑いがある様子だ。
聞きにくいこと……。ということは、ウンディーネ関連のことじゃないのは確かかしら。
そこまで踏み込んで聞かれるようなことも、身に覚えはないのだけれど。
もしかして、恋愛関係?
うぅん。とするとあんまりいいアドバイスとかはできそうになさそうだなあ。
た、確かに私には士郎さんという恋人がいるわけだけど、士郎さんがそういう関係になる初めての人だから、人に相談されるほどの経験があるわけでもないのだけれど……。
とは考えてみたものの、アリスちゃんの態度を見ていると、どうやらそういうことを聞きたいわけでもないらしい。
アリア社長のために注文したスペシャルパフェが届いて、社長が食べ始めるのとほとんど同時に、彼女は口を開いた。
「アリシアさんは、どうして叱らないんですか?」
――。
「灯里先輩が言ってました。アリシアさんが怒ったトコを一度も見たことがないって。……どんなに深刻なミスを後輩がしても、叱らないんですか? それって、冷たいんじゃないんですか?」
世の中には、『怒られる内が華』という言葉さえある。
アリスちゃんが言っていることは、確かに一理あることだと私も思う。
――思うだけだけど、ね。
……んー。
さて、どうすれば説明できるだろうか。
いや、そもそもこれは説明するようなことなのだろうか。
そういえば、ポケットの中に飴玉を入れていたかな。
それをひとつ取り出し、アリスちゃんに微笑みかけてから、パフェを食べ終わった社長に渡す。
「すみません、アリア社長」
「にゅ?」
「あすこの小さい女の子に、これ、あげてきてくれますか?」
「ぷいにゅっ」
「あの……アリシアさん?」
「うふふ」
アリア社長は寄り道を繰り返し、まるでアスレチックで遊ぶようにカフェを駆け巡り、やっとのことで女の子に飴玉を渡してくれた。帰りは、行きでできなかったこと、試したいと思ったことを存分にやり遂げてからの到着。
飴玉をもらった女の子はといえば、楽しそうにアリア社長のことを眺めている。
やっと帰って来たアリア社長は、寄り道のことなんか気にせずとても誇らしげで、それに私もつられるようにとてもうれしくて、たまらなくて。
「アリア社長っ、すごいじゃないですか! おつかい大成功ですね。あの子もとても喜んでいますよ」
続けて、同じようにポケットから飴玉を取り出してアリア社長に渡す。
「じゃあ今度は隣のテーブルの男の子にお願いします」
「ぷいにゅ!」
社長は私の言葉に頷くと、一目散に男の子のところへ駆けて行った。
さっきまでの寄り道が嘘のように、あっというまにおつかいを終えて帰って来た。
「すごいすごいっ。さっきより全然早いです!」
「にゅ! にゅ!」
静かに覗きこんでくるアリスちゃんに視線を戻しながら、「どうかしら?」と少しの期待を込めて彼女のことを見上げてみると、戸惑いながら返事を返してくれた。
「お届け物、成功しましたね……。でも、一回目は時間がかかりましたよね。なんで途中、寄り道や違う所に行ったときに間違いを教えてあげなかったんですか?」
やっぱり、こういうのはちゃんと説明しないと普通はわからないわよね。
抱えていたアリア社長を降ろして立ち上がる。ずっと座っていたこともあって、少し伸びをして身体をほぐす。
「うん。多分ね、『違う、違う』と叱り続けていたら、アリア社長は間違えるのがだんだん怖くなって、最後には身動きできなくなっちゃうと思ったの」
アリア社長は誇らしげにくるくると私の周りを走り回っている。
それに合わせて、私の視線は社長を追いかけて、すっと手を差し伸べた。
「もし社長と一緒にスイカ割りをするなら、『そっちじゃない、そっちじゃない』ではなく、『こっちこっち』と声をかけ続けるわ」
私の手を取った社長に合わせて、私自身もくるくる回る。
「――それが私のやり方」
いつものことだけど、こうして自分のことを話すというのは結構恥ずかしい。
それでも話してしまうのは、きっと私を理解してほしいからなのだと思う。話して、話されて、話したくないことがあったら、無理して話してくれなくてもいい。話してもいいと思ってくれる日がくるなら、待っていてあげるのもきっとありだと思うから。
それはともかく、どうして怒らないか、叱らないか、か。
初めはどうだったのか忘れてしまったけど、気が付いたら私はそういう風に生きていた。
知らないうちになっていたことは、きっと意識して治すことは難しい。
だったらそれでいいじゃないか。
私は私で、いいじゃないか。
そう、思うのだ。
「……でももし、いつまでも失敗し続けたらどうするんですか?」
「うん」
カフェの支払いを済ませ、アリスちゃんの帰り道に付き合っていたところ、彼女からそんな問いが出てきた。
そうだろう。きっと、具体的に「こうだよ」と教えてあげないとできないこともきっとある。私がやっていることは、相手のこと、灯里ちゃんや藍華ちゃん、そしてアリスちゃんたちを信じて待つだけの、責任の押し付けとも見える行動だから。
だけどそれでも、私は信じて待つことをやめないだろう。どんなにできないと泣くことがあっても、私はずっと彼女たちを信じ続けるだろう。
もちろん願い続けても叶わない夢もある。
でも、見続けるのが夢なのだ。
諦めたら、夢はもう見れなくなってしまう。
「その時は私も一緒に、自分自身の勉強不足を大いに反省するわ」
「え?」
それでも、夢を諦めることや泣き続けることはいっぱいある。
私だって、その一人だ。もしいつまでも失敗し続けるようなことがあれば、それは私のせいでもある。
責任を押し付けて、それでいて何もせずにおしまいなどにはしたくはない。
どうやって導けばよかったのか。どうやって声をかけてあげればよかったのか。
「だって、私も不完全な一人の人間だもの」
裏を返せば、それは私の強がりでもある。
強がっていないといけないということでもある。
「先輩として、後輩を指導する時に、どうしても上手くいかないことも起きる」
夢に導く人が、笑顔にする人が。
「そんな時、つくづく思うの。ああ、教えることと教わることって、実はとっても似ているんだなって」
夢を信じ続けなくて、笑顔のままでいなくて、いったいどうするというのだ。
私は後輩たちの前では“パーフェクト”でいなければならない。パーフェクトであろうと努力しなきゃならない。
大きな壁の一枚として、背を押す幸運の追い風として。
私は私で、いなきゃいけない。
そして、それは――
「だったら、私にできることは、灯里ちゃんと一心同体になって、たんと挑戦して、たんと失敗すること」
そう。
挑戦すること、失敗すること。
成長するのは後輩だけじゃないってこと。
未熟な後輩は、いつか立派なウンディーネに。
完璧で在り続ける先輩は、もっともっと素敵で完璧なウンディーネに。
二人で成長していくということ。
「そして最後の最後は一緒に、たんと喜びをわかちあいたいの」
「――あの、でっかい蛇足的な質問なんですが」
「あらあら。なにかしら」
「それは、士郎さんにも同じなんですか?」
「……そうね、ええ、違うと思うわ。士郎さんとは本気で喧嘩なんてしたことないし、彼も私のことを本気で叱ろうとしたことなんてないんじゃないかしら。……その意味では、アイナさんはちょっとうらやましいかもね」
「……ごちそうさまです」
「あらあら、うふふ」
その通りだ。
私たちはお互いに怒ったり叱ったりしたことはない。
だから、きっとそのぶんお互いを理解するのに時間がかかる。かかったんじゃなくて、時間がかかる。
私自身も、まさかこんなに嫉妬深い人間だなんて思ってなかったから、それを考えただけで私も、きっと士郎さんもまだまだ時間はかかると思う。
若輩者の言うことだけれども、それがいいのだと思う。
時間をかけて、一緒に歩いて、いつか手を繋いで、最後に笑いあえたらそれでいい。
この人と出逢えてよかったと思えたら、きっと何よりも幸せなはずだから。
でも、私も士郎さんも、その感情を抱くにはまだまだ早い。
「――アリシアさん、なんだかでっかい嬉しそうですね」
「え? あ、あらあら。ごめんなさいね、なんだかすっかり耽っちゃって」
「いえ、その顔を見てたら、アリシアさんが言ってたことなんとなくわかった気がしましたから」
さすがにもうお腹いっぱいですけどね、と彼女は笑う。
そっか。なんとなく、わかってくれたのね。
――願わくは。
「アリシアさーん、アリスちゃーん」
「あらあら、今日は奇遇続きね」
橋の向こう側に、手を振って私たちを呼ぶ灯里ちゃんの姿があった。
まさか話題に出ていた本人が現れるなんて、ほんとに奇遇。噂をすれば、というものかしら。
「アリスちゃん。今のお話は内緒ね」
「どうしてですか?」
「……だって、恥ずかしいじゃない」
「…………。内緒にする意味はないと思います」
「え?」
「私だってなんとなくわかっちゃうくらいですからね。きっと、灯里先輩もアリシアさんと同じ想いです。お二人は、見てるこっちが恥ずかしくなるくらい、一心同体ですから」
願わくは、なんて。
言う必要もなかったのかしらね。
「すいませんっ、叱ってください」
慌てた様子でアリスちゃんは私のあとをついてくる。
けれど、彼女のどこを叱ればいいのか私にはまったく見当がつかない。
嬉し恥ずかしな、くすぐったい感情。
「あらあら」
――願わくは。
この日が長く続きますように。
Navi:44 end
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テーマ:自作小説(二次創作) - ジャンル:小説・文学
コメント
よかったよ。不定期でもいいから完走期待しているよ。
ザッキー様への返信
ども、草之です。
> よかったよ。不定期でもいいから完走期待しているよ。
完走は元からするつもりですので、ご心配なく。蒸発はしませんよー(笑)。
あと、できればもう半年ほどROMった方がいいんじゃないんですか。
> よかったよ。不定期でもいいから完走期待しているよ。
完走は元からするつもりですので、ご心配なく。蒸発はしませんよー(笑)。
あと、できればもう半年ほどROMった方がいいんじゃないんですか。
お久しぶりです。更新お待ちしておりました。
今回のお話は原作で読んだ時に、なんか感心してしまったのを覚えてます。
すごい優しさを感じますよね。私だけかもしれないけど・・・
あと、士郎とアリシアが本気でケンカしても他人から見たら惚気にしか見えなさそう。
次の更新もお待ちしております。体調管理に気をつけてください。
今回のお話は原作で読んだ時に、なんか感心してしまったのを覚えてます。
すごい優しさを感じますよね。私だけかもしれないけど・・・
あと、士郎とアリシアが本気でケンカしても他人から見たら惚気にしか見えなさそう。
次の更新もお待ちしております。体調管理に気をつけてください。
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
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ププ様への返信
ども、草之です。
返信が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。
> お久しぶりです。更新お待ちしておりました。
> 今回のお話は原作で読んだ時に、なんか感心してしまったのを覚えてます。
確かに。これを読んだ時、草之も「そういう考え方もあるんだなあ」と妙な納得をしてしまった覚えが。
アリシアは導く先輩。
晃は背中を押す先輩。
アテナは見守る先輩。
そして、各人、アリシアが言っていたスイカ割りにたとえると……↓
アリシア「こっちこっち!」
晃「そっちじゃない、あっちだ馬鹿もん!!」
アテナ「がんばってー」
となるのではないかと妄想。
こうやって並べると、スイカ割りをしている人を中心に、誰がどこに立っているかをハッキリと認識できますよね。アリシアはスイカの近く、晃はスイカ割りしてる人の傍、アテナはスイカとスイカ割りをしている人どっちともがよく見える位置。
改めて考えると、三者三様のくっきりとした先輩像を持っているたんですね……。
こんな風な先輩になれればなあ、などとも思ったり思わなかったり。
長文失礼しました。
では以上、草之でした。
ありがとうございましたっ!!
返信が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。
> お久しぶりです。更新お待ちしておりました。
> 今回のお話は原作で読んだ時に、なんか感心してしまったのを覚えてます。
確かに。これを読んだ時、草之も「そういう考え方もあるんだなあ」と妙な納得をしてしまった覚えが。
アリシアは導く先輩。
晃は背中を押す先輩。
アテナは見守る先輩。
そして、各人、アリシアが言っていたスイカ割りにたとえると……↓
アリシア「こっちこっち!」
晃「そっちじゃない、あっちだ馬鹿もん!!」
アテナ「がんばってー」
となるのではないかと妄想。
こうやって並べると、スイカ割りをしている人を中心に、誰がどこに立っているかをハッキリと認識できますよね。アリシアはスイカの近く、晃はスイカ割りしてる人の傍、アテナはスイカとスイカ割りをしている人どっちともがよく見える位置。
改めて考えると、三者三様のくっきりとした先輩像を持っているたんですね……。
こんな風な先輩になれればなあ、などとも思ったり思わなかったり。
長文失礼しました。
では以上、草之でした。
ありがとうございましたっ!!
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